注意が必要だけど、かなり面白い！

表題作はオメガバース。βとΩの恋です。これは一見ダークな世界観になりそうな所を、主人公の明るさではねのけた感じ。爽やかにハピエンで終わります。注意が必要なのが、表題作でないホラー中編作品。単純にホラーとして読むのではなく、クトゥルフ神話という一種リレー形式のホラー架空神話がベースになってると知ってから読むのをおすすめします。これを知らないと、突然始まる心理的にもビジュアル的にもダークな世界に、恐怖や吐き気を覚えるかも。私は作者さんのエ□スの中にある闇に色気を感じてるので、このホラー中編はかなり楽しく読めました。そういう注意が必要な作品があると知って読むと、逆にはまると思うので、そこを注意すればおすすめです。