このレビューはネタバレを含みます▼
寡黙な大家の息子・充×鳥と話せる探偵・犬崎。物心ついた時から鳥の言葉を理解して、その口汚さから鳥が嫌いな犬崎。探偵という名の何でも屋の仕事中、ニヒルでかっこいいカラス・クロに出会って心を奪われてしまう。鳥と話せるってすごい能力だけど、ほんとに夢を打ち砕かれるシビアな鳥たち…。クロに似てる充が気になるようになって、その充もとある秘密を抱えていて、というファンタジーBL。2巻完結なんてもったいない!もっといろいろ描けそうだし、能力を活かした探偵らしい姿も見たかったと思うけど、このゆるくてほのぼのな感じがいいのかも。ちょっと甘めで星5つ。犬崎は嫌がってたけど、個性豊かな鳥たちとのやり取りが楽しかった。充がすごい地雷なインコとか飼いそう(笑)