獅子の踊り子【分冊版】
」のレビュー

獅子の踊り子【分冊版】

柳瀬せの

ダブルフェイスにくちづけと本作読みました

ネタバレ
2021年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ この先生の描かれる攻めさんは、相手へのベタ惚れ&溺愛加減のバランスが個人的にとても好みです。
高スペック一途溺愛系イケメン。

「ダブルフェイスにくちづけ」は、カナタがキャラ的に苦手すぎてちゃんと読むことができず残念でしたが、本作は最後まで読めました。
アムランが尊すぎる…涙もろいスパダリとか最高かよ。
順不同でバラバラと購入したせいもあると思いますが、たまに読み返して彼らの関係性にほっこりします。

ストーリーはこれ完結でいいけど、アムランとヨルの日常的なイチャイチャ話をもう少し読みたい。
3巻や4巻の冒頭みたいな雰囲気のを1話完結で3本くらい。
できれば侍従さんたちやハヴィルさんあたりも巻き込んで、アットホームでいてアホっぽめギャグっぽいやつ。

決め打ちで1冊だけ購入して読んでみたいとお考えの方には、H有なら(というかほぼそれメインになっちゃってる巻ですが)4巻、無しなら5巻が個人的におススメ。
グッとくるものがあるなら全巻読むべき。
4巻は獣化してる箇所が多々あるので、苦手な方は念のためご注意を。
そこまでの描写ではないと思うし、自分も得意でないけどストーリーの一環としてこれは問題なく読むことができました。

◆気になった点◆
このボリュームなら気にならない箇所がほとんどですが、「プランナー」とか「社長」とかって表現はもう少し何とかならなかったのかなと思いました(世界観的に)
舞台のライトデザインとか。あと表紙。

◆余談◆
読んでいるときにちょうど聴いていたからかもしれないけど、LiSAさんの「白銀」が個人的に合うなあと思いました。
部分的な歌詞や一部のメロディが特に。あくまで個人的に。
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