編集長を好きになったワケですが。
」のレビュー

編集長を好きになったワケですが。

千葉リョウコ

うふふふ腐

ネタバレ
2021年12月6日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作宝物見つけましたの短編「宝物光りました」のその後が表題作の「編集長を好きになったワケですが。」。実は健気な想いがあって、好奇心から迫った姿はフェイクだった宝。いろいろ思うところはあるけれど、切ない展開からのアカリへの嫉妬で「バーカ、バーカ」とまるで子供みたいに焦る倉持の姿で溜飲を下げました。バカになるって大切。短編の入りの運命というワードも回収されました。宝が倉持を運命と感じたことが言葉だけじゃなくて描写でもあれば説得力増したかな。花丘先生がいなかったら収まらなかったようなふたり。そんな花丘先生のスピンオフが同時収録。花丘先生はズルい大人であまり好きになれないキャラでしたが、杏野くんが無愛想なのに恋愛に疎くてかわいいところのある堪らないキャラ。名前で呼ばれるのも恥ずかしいとかかわいすぎか。
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