このレビューはネタバレを含みます▼
キャラクター全員がイカレてます。
ヒロインはグダグダ悩んで、ヒーローには相談しないのに、浅はかにも何の作戦もなく、悪役に呼ばれてホイホイ付いて行くし。
ヒーローは、ヒロインの事が好きと言いながら、下半身ユルユルだったし。
兄の彼女は、ヒロイン兄と付き合ってるのに、ヒーローに迫るし。
そのヒロイン兄も、自分の彼女が親友を好きと分かってても付き合いを続けるとか。
ヒロイン元カレは、辛いの生い立ちから、ヒーローに八つ当たりして、ヒロインを卑怯な手で取り戻そうとするし。
ヒーローの元カノは、そのヒロインの元カレと組んで、ヒロインを貶め、ヒーローと別れさせようとする。
……と、全員が異常でした(笑)
誰にも感銘を受けなかったけど、唯一、この話をスッキリさせるのから、勧善懲悪しかなかった。
それなのに、最後には全員が「可哀想だったねー。仕方ないよねー。許してあげる」ってんで、罰せられずに無罪放免になるには、あまりにもしでかした事が酷過ぎて許せなかった。
イライラするだけで、オチもスッキリしない作品なんて、読者への嫌がらせでしかない。
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