この毒が廻る頃には
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この毒が廻る頃には

左藤さなゆき

安定の執着溺愛攻め

2021年12月10日
迷わずの作者様買いです。さなゆき先生安定のスパダリ執着攻めですね。連れ子同士の義兄弟もので、スパダリDK一途執着攻め×柔らかリーマン美人受け。攻めのDK弟は小さい頃から自覚があり、受けの兄をゆっくり浸食していく… あることをきっかけに、攻め弟は、自分の気持ちを兄に告白、体のほうもゆっくり浸食していく。今まで、極度のブラコンの自覚はありながらも、兄弟愛だと思って生きてきた兄が、それをきっかけに、ぐるぐるするんですが、結局、それは恋愛感情ともつながっていることを自覚して…というお話です。海外に生活拠点のある理解ある両親、周りの友達、同僚、きっかけになったいい人先輩も告白まではしてないし、今作は嫌な人が出てこないので、ストーリー自体の起伏は少ないのですが、攻めの、受け意外のものには無感情で冷たく、受けのためだけに生きている病みっぷり溺愛ぶりが堪能できます。プリフェクトやインザケージの攻め系ですね、二人だけの世界が非常に美しい。本篇186p、描き下ろし8p、電子限定描き下ろし1p。
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