このレビューはネタバレを含みます▼
なんか試し読みで秋山くんの風貌と脱力した雰囲気が個人的にあまりにも！で即買いしてしまいました。秋山くんとシバの好きがすぎてたまらない、突き抜ける程の想いが素敵で。秋山くんが綺麗すぎて星空に飛んで行きそうと抱きしめるシバ。合コンを断わった時のシバの言葉、好きな人がいるから、を聞いて無茶苦茶ドヤる秋山くん。レディースの先輩達から可愛がられて手練れとなったシバの中学時代を度々フラバして嫉妬する秋山くん。卒業式にこれも大事なんでと指輪を外さなかった秋山くん。もうホント、「秋山くん！秋山くん！秋山くーん！！」って連呼するシバの気持ちがよーーっくわかります。ちえちゃんとジオン君、シバ母妹、そしてあの高校の先生3人、周りの人達も良。
そして実は最近やっと気づけたのですが、私の従姉妹も所謂少数派。私は一生結婚はしないと高校の頃から言っていた真意に長いこと察せずにいました。日本でもLGBTカップルの人たちがちゃんと婚姻を認められて偏見なく暮らせていける世の中に少しずつ変わっていってほしいと願っています。
で、追伸。
落ち着いて3回ほど読み返して。話の展開と秋山くんの美しさばかり気になってたから、細かい字まで全部拾って。
あぁ、2巻冒頭誕生日の秋山くんを初めて、祈りながら抱き寄せるシバくんの優しさ、綿あめみたいに柔らかくて儚くて甘くていいよね。めちゃハンサム。妹とアレ美味しいよねって給食の話をする所も、凄く優しいお兄ちゃん。本物の善い人。そして梶原君。秋山君の色香に全員が翻弄されまくってる中唯一彼のこと冷静に見つめて理解してる、この人も良い友達。
コロナ禍で電子コミックの購入を始めてなければ出会う事のなかったこの作品、長期にわたって熟考されたからこそ今出逢えた秋山くんと柴くん。のばら先生どうもありがとうございました。
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