さよならローズガーデン
」のレビュー

さよならローズガーデン

毒田ペパ子

胸が締めつけられました

2021年12月13日
この作品を読まれた方のお薦めを見て、扉絵の綺麗さにも惹かれて読みました。
女性の参政権も無く社会的地位が低かった時代背景、特に貴族社会においては様々な柵が多かったであろう。そんな中で、生まれた国も育った環境も全く異なる2人が1冊の本に導かれるように出逢い、惹かれ合う。
所謂GL作品というものを初めて読みましたが、変な嫌らしさは感じません。2人の心理描写に胸が締めつけられました。
最初から最後まで、少しミステリアスで先が読めない展開に、美しい絵と相まって目が離せない物語でした。

①186頁、②202頁、③200頁
1巻目が期間限定で無料だったこともあり、お得に全巻読ませていただきました。感謝。
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