このレビューはネタバレを含みます▼
11歳差の幼馴染み、翻訳家の透×DKの楓馬。親同士の取り決めで、同性婚が可能になったことから突然結婚するように言われた二人。とんとん拍子に同棲が始まり、実はずっとお互い好きだったことが分かったけど、長すぎる片想いを拗らせまくっていてなかなか気持ちが伝わらない。降って沸いた幸運に大事にいこうと意気込む透と、早く既成事実を作らないと透が浮気すると焦る楓馬がまったく噛み合ってなくて笑った。楓馬を諦めきれなくてセ/フレで性欲解消してた透の自業自得とはいえ、まさかの展開なだけにちょっと気の毒。でも楓馬の不安も痛いほど分かるし。派手さはないけど、一途な二人がいろんなものを乗り越えて結ばれるまでがしっかり描かれていて面白かった。結婚式も見たかった!