このレビューはネタバレを含みます▼
どんな歪んだ愛かと思いましたが、終わってみれば一目惚れの純愛で良かったです。二人のその特殊な出会い方とヒーローから醸し出される雰囲気、閉ざされた空間により常に緊張感があり、休むことが許されない様な気がしました。また、ヒーローの背負う闇、苦しい心の叫びも気になって、いつものごとく一気読みでした。ヒーローの過去も性癖も受け入れたヒロインの愛は健気で深く、それによって救われたヒーローの姿に泣けました。二人のそれぞれの敵は最悪でしたが、ヒーローの秘書は仕事のデキる良き友人で、ヒロインの母と会ったヒーローは紳士的な実業家で、周りに味方は沢山居そうで、二人の明るい未来が想像出来、嬉しかったです。
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