このレビューはネタバレを含みます▼
これは何回か繰り返して読むといいタイプの話です。まず思ったのは攻めの四条は結構な自信家だなぁという所。彼は「どっちに興奮した？」と小野間にドヤ顔で問い質してますが、逆に私は同じ質問を四条にもしたいですね。回想シーンの目線からしてあの場に小野間が居た事に気づいてたのは明らかでそれを分かって行為をしてるから、いや君も中々に変態だよね。とツッコみたくなりました。個人的にこの質問してるコマは読む時の気分によっては笑いが込み上げてしまいます。
あと作中で本人も言ってますが小野間が尻尾を出したから見つけ(させら)れた、という事は四条はマジで11年間居場所を特定出来なかったんですかねw
そこはやはり小野間もハイスペック。なのにそれを長い間忘れられてたと勘違いしてたりして拗らせを悪化させてるからこれまた面倒くさいです。
SAWを彷彿させる始まりでどんなヤバいキャラかと思えば話が進む事に可愛らしく見えてきました。
二律背反をキーワードとしてますが安芸たちのやり取りを失敗しろと思いつつ応援してる辺りジグゾウには成りきれなかったですね。
学生組も見事なとばっちりでしたが小野間たち共に綺麗におさまって良かったです。
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