このレビューはネタバレを含みます▼
1巻で恋人未満の微妙な関係になって、2巻で恋人に、3巻で双方親公認となり、4巻で同棲へ。巻が進むごと糖度が増しています。
元々、コンビニ店員と客として出会った時から、印象最悪だった恒介と篤。でもご縁があって半ばヤケクソでs/exしてみたら、身体の相性が最高で、ムカつきながらも関係が続きます。恒介の好みは可愛い美少年、篤の理想は包容力あるオジサマで、お互い全くタイプでは無いのですが、素のお互いの良さがだんだん染みてきます。ケンカップルですが、デレる時は恥ずかしいくらいデレる。特に年上受けの篤、普段ツンツン淡々としてるのに、あの時のギャップがすごく、恒介はそのギャップにやられてしまった感じです。ちゃんと恋人になってからは、嫉妬したり不安になったりしながら、理解を深めていってます。4巻あるので、じっくりしっかり進んでいきますが、中弛み的なところはないです。恒介と篤が階段を登っていく過程が、暖かくほのぼのとした世界で進んでます。家族や周囲の人達が良い人ばかりで、暖かくほのぼのしてるんですね。恒介のバイト仲間、みちこちゃんがお気に入り。ラブコメなので笑いもしっかりあります。
まだ、続くようで嬉しいです。恒介が実家に戻るか問題とか、着地点がどうなるのか楽しみです。