愛も憎しみも沈黙の中で【タテヨミ】
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愛も憎しみも沈黙の中で【タテヨミ】

QiangTang/TheShubl Website+kkworld+BailiJunxi

面白い…んだけど…

ネタバレ
2021年12月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリーが面白かったから皇帝出て来る前位まで夢中で読んで、これは買おう!って思って掲載してる分全巻買ったけどちょっと早まったかも…。
とにかくあまりに玉が可哀想すぎる。初めは王妃側が虐めて親王が助ける、の構図だったから親王の愛が見えたし恐ろしい人だけど玉を本当に大切にしてるっていうのが伝わってきて頼もしく、魅力的に感じたけど、皇帝が出てきたあたりから親王の怒りの矛先が玉になってしまい、ずーっと玉がメンタル的に虐げられるターンが続く。玉の弁解も聞かないわ信じないわ大事なサイコロ踏みつけるわで幾ら嫉妬に狂ってたとしてもやり過ぎでしょ。自分の事を信じなかった玉は諭すくせに自分は玉の事全然信じないとか…。
王妃の策略や嘘は簡単に見破ってたのに皇帝の嘘はなんで信じちゃうのよ…そこは玉を信じようよ…外見だけじゃなく中身にも惹かれたって言うんなら玉が不貞を働くような人間じゃないの気付こうよ…。
いつ誤解がとけるのか待ってるのが本当に苦痛。多少のすれ違いはストーリーのスパイスだけど多用と引っ張りすぎはストレスになる。
親王が玉を王妃や下女から守ってた頃が一番面白かった。玉がどれだけ王妃に虐められても親王には全てお見通しでバサッと断罪してくれるのめちゃくちゃ爽快だったのにな…。

ストーリーは間違いなく面白い。けど途中から攻が受の誠実な行動・愛情をこれでもかと傷つけるシーンが続くので人を選ぶかもしれない。
それを「切ないすれ違い」と捉える人もいれば私のように「理不尽すぎる。ただのDV」と感じる人もいるだろうけど、とりあえず攻が受をガチ泣きさせるなんてあり得ない!って人には向かないかも。
早く親王が玉と皇帝は何もなかったと気付いて悔い改めてくれないかな。玉に謝っても謝りきれないよホント…頭地面にめり込むくらい土下座して欲しい
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