ハレークインとは少し違うテイストでした

藤田和子先生の描かれるハレークインは男性は斜め上からの会話で自分に意識するようにアピールしたり、女性も男性に対して始めはケンカ腰で私を好きにさせてみせると息巻く苦手な作品が多いなか(そうじゃない作品も多いと思います。私が出会えないだけで)、こちらの作品は日本の方の原作ということで海外受けするような女性設定ではないです。

結婚相談所の担当の春妃と、会員のプラタナスリゾートグループの御曹司の崇。

たった1杯のコーヒーが二人を近づけて行きます。
最初は自分中心の崇だったけど、今まで付き合った女性とは少し違う春妃に興味を覚え、特にコーヒーの味を的確に言い当てる舌に興味を引き取り引きを持ち掛けます。

崇の事業のサポートをするように頼まれ、その案件はすんなり解決します。

・・・はて？只今のページ129ページ中69ページ。案件は6ページで解決したし、話は半分はある。あとは何がある？と思ったら春妃が崇を好きなのかどうかが分からないという焦らし(-_-;)
少女マンガでもすぱーんと自分の気持ちはわかる作品が多くなったのに、なぜ分からないかねー😩とヤキモキします。

そんな自分の気持ちと向き合いながら崇に気持ちを伝えて大団円💕と思ったら最後の最後にちょっぴりショックな事が。
こちらは前向きなエンディングなんだと捉えました。

藤田先生の作画は大好きなので、ムカムカしないで読めた作品に出会えた事に感謝です