僕のお楽しみを邪魔する人間は〜〜〜

ネタバレ

2021年12月30日

このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルはコミックス4巻中ほどにある主人公の言葉である。
文字数が制限に引っかかったため、中途半端な紹介となってしまった。
実際にはあとに「徹底的に排除すべきです！」と続く。

まさに、チートで異世界転生したら一度は言ってみたいセリフ。

だがこのセリフ、主人公がチートだから叫んだわけではない。

主人公が世界の舞台で活躍する天才だからこそ言えたセリフなのだ。
手にした魔法の才はそれほど強力なものではない。
状況を打破していくのはその使い方、応用力であり、そして主人公の持つ経験と知識、そして知性なのだ。

おそろしいほどに冴え渡るそれらが、戦争や政争、張り巡らされた罠を乗り越えてゆく。

にも関わらず、主人公が何より望むのはお菓子のこと。

ここに、この物語がただ厳しいだけでなくゆるりとほっこり読める下地がある。
シリアスの中にコミカルさがあるのか、コミカルなのにシリアス成分多めなのか。
どちらにしてもストレスなく読めるというのは作者の実力の高さからだろう。

わたしは電子書籍で7巻まで揃えたが、布教用に紙の本でも7巻まで購入した。

ぜひ読んで欲しい。絶対に損はしない。

ていうか作者は絶対天才。うらやましいなちくしょう！！

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BJ さん

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