外道の歌
」のレビュー

外道の歌

渡邊ダイスケ

一巻一巻があっという間に読み終えてしまう

ネタバレ
2021年12月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵がとにかく上手です。人物の顔なんかは本当に上手。よく顔は全部同じで髪型と服装のみで登場人物の描き分けしてるような作家さんが割と多い中、特に上手です。善悪の屑から読ませて頂いていますが、ものすごくストーリーに引き込まれるのであっという間に読んでしまって「あれっ、もう終わり!?」って毎回思います。ただ、朝食会が絡んできてものすごい大きい組織で、それによって話がものすごく大きくなって、朝食会だけでも下っ端(?)の協力者から各地域のメンバー、幹部などものすごい人数いそうだし、連続殺人者をリストアップして把握してたり、なんかもうそんなに人数いつ大きな組織で、裏の組織って感じでもなくなってきてるイメージがしてそこだけ少しがっかりです。町の中の小さな書店で…っていうのが、都市伝説的な要素もあって好きだったのですが。まぁそれはそれで、毎回毎回依頼者が来るので、どこからどういう噂?口コミ?を聞いて訪ねてくるのか…って感じで(近所の小さい女の子も知ってた)だんだんそこら辺の設定が気になり始め、物語が進むにつれてどんどんアッサリと◯してしまってる感が出てきたのでちょっと微妙な感じもしましたが。とはいえ全体的には大好きな作品には変わりありませんが。
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