俺の前で乱れてよ 獰猛男子は新任教師の愛を乞う
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俺の前で乱れてよ 獰猛男子は新任教師の愛を乞う

沙絵子

苛立ち>リビドー

ネタバレ
2022年1月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 獰猛男子(恭平)は年上パトロン(カナエ)を転がすくらいには女慣れしているし、過去にナニされたらしい義母のせいか女性不信で冷酷なはずだが、仕事の義務感で関わってきて内心に踏み入ったまりこ(先生)を苛立ちから傷つけてしまい調子が狂ってしまう。それ以後何やっても彼女のことが脳裏から離れない。さて、これは恋でしょうか?クールぶっていてもそれまで被害者あるいは都合のいいツバメと受け身であったものが、内心に踏み込まれた怒りから加害に転じてしまい、苛立ちやら戸惑いやら贖罪やら入り乱れて収拾がつかない状況なので、この先どうやれば「愛を乞う」ようになるのか、また、まりこはそれを受け入れられる形なのか(ここ大変重要)今後の展開が難しいところだと思います。まあ、甘々ドロドロが好きなだけなんですが。あと、あの義母、あれが過去やらかした奴もきっちり描いて欲しいですね。それがないと、苛立ちが唐突すぎる。
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