ロスト・ラッド・ロンドン
」のレビュー

ロスト・ラッド・ロンドン

シマ・シンヤ

新年にサスペンス英画

2022年1月2日
説明にクライムサスペンスとありました。
ただ、謎や推理はありつつも、まったりとウィットに富んだ会話もあるので多少ゆっくり読めます。
それでもこの作品を3巻まで読まないなんて伊達巻だけ先に食べられてる!ってくらい耐えられないものがあります。
いや、単に続き買っちゃうって言いたかっただけです。
のめり込む感じじゃないのに面白いですね。
絵は癖があるんですが、なんでしょう、すぐ慣れますね、ストーリーが良いからでしょうか。むしろ、ほんとにこの絵がマッチしてるように思えてきました。
差別の場面も出てくるんですが、それをテーマや問題提起とせず、日常の一コマ風に捉えてるのが良いですね。
まぁその辺りは私が思っただけかもしれませんが、私はそう捉えたので完全に娯楽として楽しめました。
いつものレビューなら冒頭のストーリー書くんですが、サスペンス系のあらすじというとどこまで書いていいのかわからないので(笑)、そちらは1巻の説明文と立ち読みで!
それで面白そうならば当たると思います。
独特の雰囲気なのでそこで合う合わない分かれる気もしますが、行くなら3巻は覚悟した方が良いです(笑)。
私は推理系のサスペンスはあまり読まないので、よく読む人に足りるだけのものがあるかはわからないけど、こういう映画のような雰囲気で進む話は好きでした。
あ、タイトルは誤字じゃないです。
私の脳ではイギリス人のようなウィットに富んだスラングを使えないので、ザ・駄洒落ですね。
しかし割と雰囲気合ってて深いタイトルになったかも?
パセリ野郎って言われそうですが(笑)。
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