愛したがりと、愛されたがり【電子限定おまけ付き】
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愛したがりと、愛されたがり【電子限定おまけ付き】

木下ネリ

愛への向き合い方

2022年1月4日
二人、各々の愛への向き合い方は違うけれど、二人とも真剣でとても不器用。
愛に失望し、それでも愛を乞うアキトの寂しさと、愛を諦めた白石さんの悲しさが切ないです。
二人ともとても優しいのに、どうしても上手くいかない。
そんな二人の迷いや葛藤が丁寧に描かれています。
傷付いた二羽の小鳥(というには薹が立っている気はしますか…)が寄り添うような、そんなイメージの作品です。
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