SMは少しだけ

SMで検索かけたら出てきて、この絵の感じが好きなのでレビュー見ずに購入。題名の野菜は、攻めが八百屋さんを手伝ってたので1巻には出てきますけど、さほど重要な要素ではないです。出会うきっかけだけです。話の内容は、自分の性癖や想いを偽る作家の受けと、恋人を大切にしたいけど大人になりきれてない攻めのお話。小説家の受けを中心に話は展開します。その中に小説家の性癖で、どちらかといえばM気質で、攻めがそれに答える形で縛ったり道具を使ったりします。SMをすることで、自分を解放して小説を書くスランプから抜けだして、ゲイである自分を認めて、攻めとラブラブになっていきます。SM行為そのものは、ブジーとバ◉ブと拘束くらいで、割とワンパターンです。そこまで酷いのはなくて、快楽のために使用してるのでSM苦手な人でも大丈夫かな。小説家の受けが鬱屈した気持ちを脱していくお話で、攻めが頼りがある感じでもないんだけど、愛情で支えていく感じ。1巻と3巻じゃ、受けの顔がだいぶ変わって、段々可愛くなってきます。シンプルな絵が好きな人向きですね。先輩や編集者さんもいい人だし良かった。心温まるお話です。