この世のふたり
」のレビュー

この世のふたり

くも

日々を淡々と…

ネタバレ
2022年1月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ 妻に捨てられた小説家、その妻と心中した男性の愛人。残されたもの同士が出会い共に寄り添い過ごしていく。設定は昼ドラ並みのドロドロなのに、淡々と描かれているのが心地好い。お互い敬語で話してるのもツボだったのですが、余計な説明がないぶん余白を読者が思い巡らせる事が出来る作品☆
作者様も攻めと受けの逆も考えてみれば良かったと後書きで書かれてましたが、そちらのパターンが読みたいなぁ…と。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!