孤独な城主と囚われの娘
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孤独な城主と囚われの娘

ペニー・ジョーダン/松尾しより

原作、作画ともにさすが…

2022年1月7日
HQは似たような話でハッピーエンドへ向かう事が多い。亡くなった兄弟が残した甥や姪を巡って、双方の兄弟が絡んで行く話もたくさんある。大抵はその親権を争うか、争う為に偽装結婚などをするか…今回は後者。だけどそこはペニージョーダン、一捻りがあって、読み応えがありました。松尾先生の絵は目元に特徴があり、その輝く目の美しさは感心するばかり。ヒロインの可愛らしさはそのまま彼女の美しい心を表し、ヒーローのオーラのある姿は、より一層哀しみを感じこの物語にぴったりで、物語を盛り上げていた。ハッピーエンドは約束されているのに、展開にドキドキして泣けてしまった。
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