読み応えのあるぬるぬる





2022年1月9日
ナマズ信仰の村のお話で、本編は150P強ですが、1冊の作品として読み応えがあってとても面白かったです。儀式として村人達に見られながらの場面が割とあります。でも設定やストーリーがしっかりとしているので嫌気はないです。ナマズ様という神様がいるので、内容が少し解らなくなる部分もありましたが、そこで深く考えずに流れのまま読み進めて行くと、徐々に全てが噛み合ってきます。エロはナマズ仕様でぬるぬるの上に、修正が甘めの白線なので、自分も村人達と一緒に見ちゃってます感がありました。それでも読後はスッキリしていて、本当に民俗学を学んだ様な気分になりました。

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