考えさせられる…

主人公が離婚を回避しようと何度も試行錯誤して頑張っている姿は涙ぐましい所もあるし、妻の「そうじゃないんだよな…」みたいな気持ちもわかる。世の夫婦に結構当てはまる姿で、やっぱり普段からお互いちゃんと話をして、その家での家族の形を作り上げていくのがベストなんだろうなーと思う。男の気持ちや目線、女の気持ちや目線がリアルに描かれていて、「ここがダメだったんだな？なら改善してやる！」と極端に一部に突っ走ってしまう主人公と、自分や子どもの気持ちをちゃんと知って欲しいと思う妻。丁寧に話を聞こうとしない主人公も、若干諦め気味の妻も、双方問題はあるからそこに夫婦の話し合いがあれば、この夫婦の場合はうまく行ったのかなーと思ってしまう。でも妻(女)ってすごく細かいことまで色々見て考える生き物で、子どもの普段の様子も夫(男)はそこまでじっくり毎日は見れないものだよね。専業主夫で妻がキャリアウーマンとかだとどうなんだろうか。