強引作家と恋猫のとまどい【電子限定おまけ付き】
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強引作家と恋猫のとまどい【電子限定おまけ付き】

猫野まりこ

負け犬から、ひな鳥、で恋猫へ

ネタバレ
2022年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 同人シリーズ7冊目で、「強引作家とー」の3弾。兼同人作家で憧れのスーパーモデル香瀬と出会った時、モデルの純は負け犬でした。そこから仕事も恋も頑張って、やっと恋人になれたのに、今作では香瀬が記憶喪失で自分を忘れてしまうという、ドロドロドラマの王道のような展開になってました。記憶のない香瀬の、純への言葉は冷たく辛辣でしたが、純はよく頑張りました。特に、追い出された香瀬の部屋に、香瀬連れ込んでいた女性への啖呵、気持ちいい修羅場で面白かったです。
同人を愛しての誠吾と茜CPの旅行編も良かったです。クールな茜がしっかり馬鹿ップルになっています。感情が動かない冷たい茜が、誠吾のウザいほどの熱さで、だんだん人間らしい感情を見せて行くので、可愛いです。
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