全巻読みました





2022年1月13日
子供の頃、元々性格の悪い身内痴呆老人の…今で言うヤングケアラーでした。「忘れる」って事の負担を当人・本人・身近な人とみてきて、一番の恐さ(表現が難しく適当な言葉が見つからない)は、忘れたことすら忘れることだと思いました。自覚・受け入れる・把握というか、なんと言うか。創作でありながらも、その対策と“忘れる自分”に対して持てる自信は、単純に凄いと思いました。胸が締め付けられる思いをしながら、全巻読破。身近で痴呆症を体感したことない人は、自分がその立場になった時のためにも、一度読破する事をオススメします。

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