とろけるくちびる【電子限定特典付き】
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とろけるくちびる【電子限定特典付き】

高崎ぼすこ

えっち続き、読み疲れてしまい…

ネタバレ
2022年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ ●ものすごいレビュー数と評点の高さですが、私には今ひとつでした。『たどるゆび』の方が好きですね…。『たどる〜』での涼と、本作での仕事してる涼、寂しがりの涼、アンアン喘いでる涼のイメージが一致してくれなくて、ずっと違和感があった感じです。
●えっち多いんですが、あまり愛を感じられず、エロい言葉と激しい喘ぎ声が続くのつらかったです。始まりがノリで、涼が理久に惹かれるのが中盤、理久に至ってはちゃんと自覚するの終盤なので、性欲爆発してるだけみたいに見え続けるんですよね…(『たどる〜』は二人とも初めから惹かれてるように見えたのですが…)
●ストーリーがベースにあってえっちがあるというよりは、えっちの合間にストーリーねじ込んだ感じに見えてしまいました。ただ、4話の高瀬が絡むエピソードは好きです。涼と高瀬がお互い認め合える間柄になったのって最近なのかな…とか想像します。当時は高瀬も多分プライドの高い嫌なヤツで、涼は傷付いて袂を分かつことになり、描きたい思いを燻らせながらプロデュース側の仕事にシフトして才覚を表した。この過去があって今の涼ができあがってるのがよく分かります。
●理久も4話で高瀬と出会い、完全に敵視してるのがいいですね。その後の涼との噛み合わなさで、やっと涼に対して無責任だった自分に気付くのです。5話では高瀬に負けたくない、涼のために成長したいっていう気持ちも湧いてくる。やっと…です。
●読み切るのに少し疲れてしまった200Pでした。続編を拝読すれば捉え方も変わるのだろうか?と思いつつ、食指の動かない状態です…申し訳ありません…
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