辺獄のカレンデュラ
」のレビュー

辺獄のカレンデュラ

ハジ

ファンタジーでロマンティック。。

ネタバレ
2022年1月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ 辺獄という死者の世界でのアクション系ファンタジー。
作品内容の、切なくも愛しいと美しい贖罪の恋にムズムズ興味をそそられ購読です。

ハジ先生の作品3作目ですが、どれも独創的な作風がとても好き。

予想を上回る設定が面白いんです。
死神の役目を担って、怪物から死者の世界の人々を守るとか、天使も式鬼のはんぺんもひとつ目の可愛いうさぎちゃん達も泥人形という構想も面白くて魅力的。
少年漫画風のアクションファンタジーとBLの見事な融合です。
2巻で完結というのが惜しすぎる。
ドクターの父とゴーレムのマコトとの親子愛や、命の期限。贖罪。。
次から次へと繰り広げられる展開にワクワクしながらも切なさに涙が込み上げてきたり自分の感情が忙しい。
カレンギュラの花言葉もとても素敵。

魅力がいっぱい詰まった御本。

(1月14日迄 1巻のみ半額セール)
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