プラチナエンド
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プラチナエンド

大場つぐみ/小畑健

画力は流石

ネタバレ
2022年1月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ アニメを見て、デスノートが頭に浮かんで(笑)
画力は流石で、星二つなのは内容が…設定云々は置いておくとして、ご都合主義と神候補の策略が御粗末過ぎて、読む気がしませんでした。
末期癌の候補は、家族の生きて行く世界を守る為、自分の命も省みず、敵候補を殺そうとしてるんですよね?その家族を捕まえたのに、人質にして中に閉じ込めるだけって、頭が悪過ぎて(苦笑)前振りで、高性能爆薬でタワーを吹き飛ばしているのだから、閉じ込めた施設の中に爆薬を仕掛けて置けば終わりですよね。建物は破壊出来ないと言っているので、爆発より速く逃げられても、建物が壊れた時には、爆風による衝撃波で先にやられてますから。まさか、建物を改造しておきながら、外から分かる場所に仕掛ける馬鹿もいないでしょうし。妻と娘を別の場所に捕らえてもいいし、身体にトラップを付けさせておいてもいい。電波より速く翔べるなら、電波が途切れたら作動する仕組みに。それ以前に、家族の命が惜しければ仲間を殺せで詰みますよね?これも、前振りで幼女を殺しているので、躊躇ったとは言えません。
3対1の状況なのに、決闘を受けるのも意味不明です。結局、三人掛かりでやられます。天使が「金が物を言うのは人間だけだ」と、知ったふうな口を利きますが、特殊部隊からコンバットスーツや重機関銃を盗んで来るのが有りなら、相手も傭兵位は雇うだろうと(笑)武器は揃え放題だし、操れるのなら裏切られる心配もない。
賢い相手を、負けさせる為に愚かにしたり、情けないセリフを吐かせるのは、がっかりしたデスノートのラストを思い出しました。
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