大奥
」のレビュー

大奥

よしながふみ

人が生きるとは

2022年1月14日
大奥が誕生してから無くなるまでを描いているから、何かが起きた後に物事が膠着したままあっという間に10年や20年が経っていたりする。
何かが決められてしまったり、何かを変えることが出来ないまま。
でもそれが一瞬でひっくり返ったりもする。
でもそういうことが人生にも歴史にもままある。
だから人は希望を捨てず最後まで生きなければいけないんだろう。

前半は人としての業や愛欲が描かれ、後半につれ赤面疱瘡の克服や歴史が動いていく様が描かれている。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!