嫌われ者の公爵令嬢。
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嫌われ者の公爵令嬢。

池中織奈/淵゛

まあ良かったです

ネタバレ
2022年1月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最近多い、一冊にまとめられない系ラノベです。
繰り返しの文章が目につきます。
それは分かったから早く次へ進め!と思うことも数回。
web小説流行りの弊害かダラダラ続く作品多すぎですね。

内容は良くある「悪役令嬢が改心した令嬢」ものなのですが、転生したのが第三者。
しかし、その転生者が必要以上にゲームに夢中で介入し過ぎると、とんでもないことになるんだなあ…と怖くなりました。
転生チートで王太子妃になったんだろうけど、王太子妃こそ魔女とでも呼ばれて断罪されるべきだと思いますけどね。魅了の魔法なのか、これまでのチート功績か、たかだか王太子妃に振り回されている国って大丈夫???
まだしてもいない事でこんな仕打ちって、考えられない。具体的な「悪行」も出てこないのに。王太子はまだしも、王様止めないの?我が子の嫁(婚約者時代でも)がロクに話したこともない公爵令嬢を貶めてるのに??

主人公の幼少期がワガママとはいえ可哀想だったけど、理解者はいるし、ヒーローらしき人物も出てきたし、ゲームヒロイン良い子だし、面白そうな所で終わってるのでこの先が楽しみです。
ーーーーー2巻読んで追記◆ともあれハッピーエンドで良かったです。が、やっぱり間延び感は否めませんでした。要らないシーン、言葉を変えて同じ意味の文章をひとつのシーンに繰り返す、というのは作者のクセなんでしょうか…無駄を省けば一冊にまとめられるでしょうに。クーポン無ければ3,000円近く。うーん…好みもあるかもしれませんが、その価値はないかなぁ。イラストは少ないし、美しさを表せていない地味な絵柄で、動きのない構図なので私にはイマイチ良さが分かりませんでした。
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