このレビューはネタバレを含みます▼
帯に｢死にたい時に、出逢っちゃいました。｣とあるのに、表紙は可愛いピンク。なので、怖すぎないはず…と思い、立読み後購入しました。思った以上に由妃ちゃんへのいじめは酷く、鬼塚さん早く助けてあげて…と思いましたが、鬼塚さんは由妃ちゃんが自分で解決したいと思ってることを解っていたように感じました。だからこそ、由妃ちゃんに優しく寄り添い、由妃ちゃんが頼れる存在でいたかったのではないでしょうか。しかも、鬼塚さんの周りは見た目に反していい人揃い。彼らは、由妃ちゃん家族に加え、由妃ちゃんの見方です。鬼塚さんとの時間が由妃ちゃんを変えたし、かけがえのないものになったことはいいことだけど、いじめられることの怖さや痛さは由妃ちゃんにしか解らないし辛すぎる。だからこそ、あの顔もないクラスメイト、特にあの2人のいじめから早く解放してあげてほしい。3巻最後、凄い展開になってました。どうか4巻では勇気を出した由妃ちゃんへのいじめに皆が気付いて、皆で助けてあげてほしいです。そして、由妃ちゃんに鬼塚さんとの甘い時間を…由妃ちゃんが鬼塚さんとただ幸せに笑って過ごせますように。
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