丁寧なラブストーリー





2022年1月16日
極道はあんまり好かんのですが、極道と表紙画のギャップに惹かれて読み始めてしまいました。
若がヤクザどころか不良にもなりきれない部分をギャグにせずエロにせず、お涙頂戴にもせず、粘り強く丁寧なラブストーリーに持っていった点、自分的にはハート鷲掴みにされました。
逃避後編まで読了後、その余韻に浸り金本の陽炎編は蛇足やろと思ってましたが、読んで納得、必須ではないがこれ読まんと損。
「真面目長屋」は「傘をもて」の試作品ということで、短い中に描きたい世界観がみっちり詰まってて、作家さんってこういう過程をへて物語に肉付けしていくんだな、と勉強になりました。
若がヤクザどころか不良にもなりきれない部分をギャグにせずエロにせず、お涙頂戴にもせず、粘り強く丁寧なラブストーリーに持っていった点、自分的にはハート鷲掴みにされました。
逃避後編まで読了後、その余韻に浸り金本の陽炎編は蛇足やろと思ってましたが、読んで納得、必須ではないがこれ読まんと損。
「真面目長屋」は「傘をもて」の試作品ということで、短い中に描きたい世界観がみっちり詰まってて、作家さんってこういう過程をへて物語に肉付けしていくんだな、と勉強になりました。

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mimoza さん
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