くいもの処 明楽
」のレビュー

くいもの処 明楽

ヤマシタトモコ

男と男のラブバトル

ネタバレ
2022年1月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2007年発売から早15年。
BLも進化し続けるなか、月日と共に埋もれていく沢山の作品をそのまま埋もれさせたくないですね。
此方の御本を読んで、面白いものは何年経っても面白いと思い、ふとそのような思考が巡ります。

ちょっぴり気だるそうな雰囲気に、スレンダーな肢体に鎖骨、前屈みの後ろ姿、長年連れ添い続ける友との他愛ない会話。
はぁ、、こんなの好きすぎて溜息しか出てこない。。
戻れない道。標識。分岐点という表現も好き。
この2人を見ていると、男っていいなぁなんて羨ましくなる。(むさくるしいのもイケるんです。笑)
是非、おてて繋いでテーマパークに行って欲しい。
好きで好きで大好きで、それでも帽子が臭えって、、

同時収録の短編2作
「フォギー・シーン」さて、この後2人はどうなるのでしょう。先生とビッ/チな生徒とその想われ人の友人。私的には先生に注目です。
「リバーサイド・ムーンライト」これも面白いですよね。
クマ男に恋した男の鋼のようなポジティブさ(笑)!

あちらこちらに散りばめられるヤマシタ先生特有のアップテンポのお洒落で詩的なモノローグが最高に大好きです。
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