このレビューはネタバレを含みます▼
1巻読了。うん。コメディならしょうがない。でないと将軍が気の毒すぎるので。あとがき読んでそう納得しました。最後まで読んでハッピーエンドを確認するまでちょっとツラくなるくらいには将軍が不憫でした。
2巻読了。ふりだしに戻った感ハンパない…。もどかしいじれったいイラッとする…ヒロインに。結局この巻では友人の問題しか解決してなく、ヒロイン夫婦の仲の進展はしたようなしてないような。かろうじてヒロインが気持ちを伝えているので微々たるものの進展したような。とはいえヒロインから行動に出ないと将軍は待ての構えで終わってるので。
この調子では次の巻でも初夜を迎えることはないのかもと思った完結3巻。バタバタと問題解決しサブキャラたちも含めてハッピーエンド。最後には子供まで登場しましたよ。ようやく。ようやく将軍は報われました。初夜にいたるまでじらされますが、初夜じたいは甘さを漂わせてさらっと。しかし全巻とおして思うのは、アレンはなぜにこんなにも溺愛しているのかと。主人公なにもしてないよね。待ってる間も働いてるだけだし、再開してからも離婚のこと考えてたわけだし。なんか流されるままっていうか。アレンの熱愛受けてほだされて愛するようになった、みたいな。アレンの溺愛ぶりは微笑ましく楽しいけど、主人公に厳しく着目すると魅力が減かなぁと。