セカンドバージン
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セカンドバージン

アヒル森下

あっさりし過ぎて物足りない

ネタバレ
2022年1月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 学生時代、好き同士だったのに初めてで失敗して疎遠になり、数年ぶりに再会した海人とたくみ。たくみとの再会を喜び、当時と変わらない気持ちを伝えてくる海人とは裏腹にたくみは爛れたゲイになり、好きとか恋とか分からなくなっている。

初めてで失敗するとか誰にでもあり得ることで、若かったから気まずくなってしまうのも分かるけれど、台詞とあっさりした描写しか出てこないから、たくみの負った傷とか全然感じられないし、爛れていると言う割にそういった描写はちらっとだから本当にあっさりサクッと進んでしまい、面白味が感じられなかった。

海人の人物像もどっち付かずな感じがして勿体ない。
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