かぞくを編む
」のレビュー

かぞくを編む

慎結

一歩ずつ、子供達のために。

2022年1月22日
特別養子縁組を 学ぶのに、又は ちょっと かじってみるのに、いいと思います。ヒロインは ちょっと 小忙しいというか、始終 動いているような女性ですけれど、彼女の心の舵は 正しい方向へと いつも 向いていて、だけれども、荒波にのまれそうになったり、方向を見失ったりして、なかなかと 大変な仕事です。いつも ハピエンでもないし、みんなのハピエンが その夫婦や子供達のハピエンになるとも限らないところが 難しいだなって思いました。人ぞれぞれ、考え方も違うから 血の繋がっていない子供を受け入れる、又は 受け入れたいのに、周りの目が気になったりして、と、そこは すごく 辛いところだなって思いました。他人に優しい社会になればいいと思うけれど、それは ほんとに 難しんだなっていうのが、読後の正直な感想です。でも 子供達のために 頑張って動いている人たちがいるってことを もっと 多くの人たちが知れるように この作品が その助けをしてくれたらいいなって思いました。
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