望まれない王女の白い結婚…のはずが途中から王子の溺愛が始まりました。
屋月トム伽/紅茶珈琲
このレビューはネタバレを含みます▼
文章自体は読みやすく、設定も無理がなくテンポも悪くありません。ただ、ヒロインに魅力を感じられない。おどおどするばかりで、王族らしさが不足。風呂掃除も荷解きもきちんと使用人にやらせるか諦めて自分でやるか、そういう考えに至らないのかなと腑に落ちず。王太子であるヒーローの言葉遣いにも、品がなく所々敬語の間違いもあったりして、貴族ものを期待して読んでいるのに、世界観が弱くて没入できません。ラストも急にご懐妊…変にまとめようとしなくてもいいんじゃなかったのかな。
レビュー高評価につられてしまいましたが、今後この作家さんの作品を購入することはないかなと思います。
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