このレビューはネタバレを含みます▼
身勝手な両親のせいで孤独なDK光の心の闇に引き込まれる話で、光が密かに想いを寄せる先輩と、その光を見つめる先生との三角関係?な始まりでいて、ガッツリ読ませる二人のドラマです。ちょっと前の作品ですが何度読んでもイイな〜と思える梅太郎さんにしか描けないズッシリと重く切ないラブストーリー。物騒なタイトルの意味も納得出来ます。
高校教師灰澤×高1光の話。
途中、片恋相手の黄崎先輩がイイ男で読んでいてよろめくんですが(笑)影がある三人それぞれのキャラがとても良くて。
光の健気さには泣けて、一番は〈笑っていない冷たい笑顔〉の奥の先生の熱さが好きなんですよね〜描き下ろしもニクい◎
・同録スピンはその黄崎先輩編。お相手は、けしからん元カノの弟(裕一) 二人とも惹かれるキャラなので、幸せになるこの先を読みたかった〜!!イイ話。
・その他同録4CPは初期作品、どれも訳アリで切なさとキュンを一緒に味わえる話◎
未完成の学生らしい読み応えある満足の一冊です(^^)v