このレビューはネタバレを含みます▼
ミステリーが好きで、タイトルに惹かれて購入してみたら、ホテルでセフ レに料金を押し付けられる松田の裸体からスタートでビックリした。
商店街の小さな探偵社の副所長である松田が調査の過程で再会した同級生の神子は人たらしと言うか、ふわふわと根なし草のような掴み所のない人物。セフ レがいるところを除けば真面目で実直な感じがする松田とは水と油。
女の所から出てきて行き場のない神子が松田の所に居座り、緩い感じで体の関係もできて、そこに愛はないように見えてしっかり愛はあった。
探偵社らしく依頼や事件、トラブルなども描かれていて、ミステリー目当てで購入してもそこそこ楽しめる。
1話が2016年に書かれたものだと知り、またもやビックリ。BLは単行本に纏まるまで時間を要する作品がたまにあるけれど、6年越しとは本当に凄い。