それなりに真剣なんです。
」のレビュー

それなりに真剣なんです。

麻生海

10年前に始まった家族のような物語

ネタバレ
2022年2月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 「の、ような。」に出てくる吉岡と大沢の物語。小料理屋「今井」で働きながら千都を育てる大沢にぐいぐい迫る客でゲイの吉岡。千都が風邪をひいたことから家族のような同居が始まりノンケ大沢が絆されていく。千都がいなければ始まらなかった恋で、結婚歴あり子供もいるノンケが、子育てに四苦八苦してたからと言って流されるようにゲイとcpになるか?な疑問は残るが、とにかく大沢が腹が立つほど頼りないw子供捨てて出て行った母親が再婚するから千都を引き取ると言われると抵抗なくOKするし。まず千都に聞けよ。相手のこと調べたのかと責める吉岡は至極真っ当で千都を1番に考えてる。「の、…」では脳内お花畑気味の愁人の弟、信隆が頼れるしカッコいいしただ怖いだけのおっさんじゃなかったw吉岡と信隆居なかったら千都はどうなってたかと考えると、大沢が絆されても仕方ないわって感じかw「の、…」で中学2年の冬真と千都が同じ部活だし、千都のお古を春陽が着てるし、本作ファンは「の、…」に10年後も変わらず仲良く暮らす3人を見て歓喜しただろうな。信隆同様、怒りっぽい親父がチラッと出て来るが、呑気な愁人は母親似かwあと小西はまだ働いてるのかなw色々と楽しめました。
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