王妃ベルタの肖像
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王妃ベルタの肖像

西野向日葵/今井喬裕

謎が残ったまま

ネタバレ
2022年2月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズ版を読んで消化不良だったので、原作小説を読んでみた。一巻は甘いシーンもなく淡々と物語が進んでいきました。「陛下」という人称が気になってしまったが、二巻の途中から「ハロルド」になるのはベルダ目線でストーリーが進むからでしょうか。ベルダが二巻で将来「南部女公爵」になるとありますが、ベルダの弟クレトは若死にするの?その答えは三巻にはなく、ルイの弟が南部で育てられた記述がでてきます。幾つかの謎が残ったまま、完結してしまいました。
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