このレビューはネタバレを含みます▼
ヘーゼルナッツと愛を込めて呼びかける言葉。父を知らず、母を亡くし、叔父の元で育てられた龍。見た目に反して大人しく、引っ込み思案なところもある自信がない繊細な子。そんな龍が大人になろうとする時に様々な事が巻き起こりました。龍の、人に嫌われたら居場所がない。1人になってしまうという恐怖。それをまとめて包んでくれるセキュリティブランケット。高砂がなってくれてよかった。鼎や万座国生の事も絡んで絡んで。同級生が過去をやり直したらどうしよう…と、ハラハラしましたが、ボタンの掛け違えは後で戻そうとしても戻らないってこと。龍が壊れちゃうと思いましたが、鼎の一言て勇気を持つ。カッコいい鼎。緑の王子様は騎士に甘やかされて幸せになるのです。鼎も幸せがすくそこにありそうてす。余りに先が気になりわ一気読みしました。ぜひ読んでほしいてす。イラストも良し!、です。国生がいい男になりそうで楽しみです。