このレビューはネタバレを含みます▼
作者さんが好きで作者買いです。
好きな作家さんだし、悪女ものも好きなのでかなり期待して読みましたがなんとなく消化不良でした。
自分以外の貴妃を陥れる理由がいまいち希薄だしラストに国が滅びる過程が唐突で伏線も貼ってあるんですが、驚くほどの展開ではなかったです。
国が滅びるという壮大な流れを文庫本一冊で書いているので駆け足な展開になるのも仕方ないのかと思いますが。
こちらの作者さんの愛憎劇がとても好きなのでこういうオムニバス形式の後味悪い系作品よりドロドロの愛憎ものを期待しています。
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