アラベスク(完全版)
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アラベスク(完全版)

山岸凉子

褪せることが無いバレエ漫画の王道

2022年2月8日
紙本で連載されていた頃に読んでいたので、すごく懐かしい気持ちと、今読んでも色褪せない素晴らしさを感じます。
バレエ漫画の王道を行く作品です。
ノンナやユーリが所属するのがレニングラードバレエ団とその学校で、描かれた頃は旧ソ連邦の時代だった事もあり、作品にも当時の体制の片鱗も見られる。漫画というのが単なる娯楽手段では無く、描かれた時代が反映された歴史の代弁者のようにも感じました。

1部の①…355頁、1部の②…359頁、2部の①…373頁、2部の②…423頁
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