獅子の踊り子【シーモア限定描き下ろし付き】【コミックス版】
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獅子の踊り子【シーモア限定描き下ろし付き】【コミックス版】

柳瀬せの

203頁

ネタバレ
2022年2月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 受を身請けした会社社長×踊り子の男娼

攻が!一途で!可愛かったです!!!
話が進むにつれて、攻が可愛くなっていってってどうしようかと思いました。お粥のシーン、受の行動も相まって最高でした。ふたりの立ち位置ってそういう(力)関係なんだろうなぁ。

とにかく色んな表情・感情の表現がお上手で、読み手としても感情移入しやすいです。受の辛い表情のシーンは、グッと歯を食いしばってしまいました。

身請け後は周りに優しい人しかいないので、ほっこり嬉しいです。みんな受のこと受け入れてて安心感半端ない。

ところで冒頭から出てくるハイブリッドってなんだ?と思ったら、獣人化できる人間のことみたいです。(あらすじを読め)
娼館の主人が人目見て攻のことをハイブリッドと思ってたから、何か特長があるのかな?オメガバでのアルファみたいな立ち位置っぽいから、身分が高そう=ハイブリッドって認識なのかな。

人間と混血、ハイブリッド。1作だけでは勿体ないくらい可能性のある世界観だと思いました。(この世界観で社長という単語が出てくるなんて予想外で面白かったし)(シークとか出てくると思ってた)
今後もスピンオフや後継作で浸りたい世界観です。
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