バラ色の時代
」のレビュー

バラ色の時代

恋煩シビト

これはこれで深い絆・・なんだろな~

ネタバレ
2022年2月11日
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出会ったのが間違いだったのか・・・?高校で出会ったヤクザの息子:大和と、医者の息子:右介との長きに渡る波乱な人生的なお話し・・でしょうか(^^;
いや~正直私は大和のような愛し方には耐えられないけれど・・・右介の人生を狂わせたのは間違いないもんね(^^;どうしようもない酷い奴だけど離れられない感じ・・でしょうかね・・右介が健気と言うか・・いやでも後半は結構強気になってたから、大和と死ぬまで一緒に居ると腹を決めた感があったというかもう諦めたというか(^^;
なんにせよ、どんなに酷い仕打ちをされても、繋がっている「何か」が2人にはあったのでしょうね・・・痛々しくも激しい愛情の果てには「バラ色の時代」はあったのかしら・・・・それとも真っ赤なバラの刺で血ばかり流しているようなイメージなのでしょうか?それともバラ色だったのはあの高校時代の穏やかな2人きりの世界だったのでしょうか・・・思えば大和の弱い部分が出てたのはあの時だけですもんね・・・でもそこから数十年・・・念入りに「右介との人生」を計画していたのだとすれば・・・これこそ究極の執着愛、ですね・・・
とにかく、こんな愛の形もアリなのかも・・と思えてしまうシビトさんの画の美しさと、この作品の空気感。それぞれの人達の気持ちを想うと複雑なんですが・・・女には女の、男には男の戦い方があるなって、ちょっと思ったりもしましたね。色々と考えさせられたし、記憶に残る作品でした(^^とてもステキな作家さんです♪
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