【単行本版】ヘタレと馬鹿たれ
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【単行本版】ヘタレと馬鹿たれ

秋好

まさしくヘタレとバカ

ネタバレ
2022年2月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューにエロ無しで〜があったけど、学生だからえろなくても別にいい。BL=なんでもえろありだとは思ってないし、逆に急にえろねじ込むよりは小さい頃からの関係から好きになる過程としてえろなかったのもありです。ただ、えろほしい人は、えろないのでやめたほうがいいです。それで評価下がるのはなんだかもったいないなぁって感じです。(勿論それも評価材料なんだろうけど……)
物語としては、大がひたすら鈍感バカ。自分の気持ちですら鈍感で、好きでもない子からの告白に即OKしちゃって、でも一緒に帰らないしなんでやねーんっていう子。しかもこの彼女が相当ひどい子で、よしろが好きだから大に近づいた子。しかも最後いい女風味で去っていくけどギャグかな?と思った。
ただ、大も別に好きじゃないのに付き合ってるし、お互い様な感じかなぁと。
なんとも男子高校生って感じで、ラブよりライク寄りな気もするし、少年漫画っぽい絵柄もあって読んでいて楽しかったです。
ただ、展開は読み切りのほうが良かったかなぁ。読み切りの方が気になる終わり方だった。
ずっと一緒にいたから距離感があまり掴めないよしろと、恋人なんだからいちゃつきたい大の温度差が可愛かった。
えろなしとは書いたけど、ちゃんと先に進もうとする描写もあったし、お互い男同士で分からない中でなんか急にスムーズすんなり事が終わるよりいいと思いました。
読み切りの方が好みだったのと、少し展開が雑に見える部分もあったので星4です。
BL初心者さん、急にえろはちょっと……とか、少年漫画風味な絵柄がいいと思う人などは読んでみてもいいんじゃないでしょうか。
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