あっという間

ネタバレ

2022年2月15日

このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙がインパクト大！惹かれて読みました。
表題作＋短編１作。どちらも３話ずつです。
表題作はオメガバースものでした。
親の経営するスーパーの手伝いをしているβの小春×Ωで外を出歩かない初方。
ヒート中に出会い、体の関係から始まりますがお互いに惹かれあいお付き合いするストーリーです。
小春が、自分がαでないことに憤りを感じているのが切ないです。運命の番になれなくても、これが運命なのかもしれないと言う初方にキュンときました。
短編はホラー？な作品でした。
正直初めて読んだ時はよくわからなかったのですが、レビューを読んでクトゥルフ神話がモチーフだと知り、色々調べて再読すると何となく世界観がわかるようになりました。
人皮を使った本もルルイエ異本モチーフだし、攻めが内納という名前で、クトゥルフ神話における邪神を表していて顔のない点が共通していたり、調べれば調べるほどわかるようになりました。
攻めという圧倒的な存在の前に屈服する受け、といった話かなと。
面白いなと思いましたが、そこの基礎知識がないと楽しめないかなと思うので星は４つにしました。

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かおりさん

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soramame さん

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cynthia さん

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ジユンチさん

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