とける、ほどける
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とける、ほどける

ヤスエイ

落雁が食べたくなる

ネタバレ
2022年2月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新しい和菓子をヒットさせたい、プロジェクトリーダーの八戸が、デザインを依頼したのは後輩の友人、フリーデザイナーの松木。初対面は、どちらも社会人らしくない態度で、印象は最悪でした。でも、新しい落雁を通して、段々と近づいていくのです。松木は前の職場で傷ついた経験があり、集団が苦手です。意地張ったり、素直になったりと子供っぽさを感じます。八戸は放っておけない…が、愛情に変わって行きます。結構、男前な攻めです。ストーリーの中心にある落雁のように、身体に優しい甘さでした。初めての作家さんでしたが、他の作品も読んでみたくなりました。
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